<河野氏>「質問取り」OK 自民の「要旨通告」に疑義 (毎日新聞)

 自民党の河野太郎国際局長は9日、関係省庁に事前に質問内容を伝えた上で衆院予算委員会に臨んだ。同党は昨年の臨時国会以降、官僚の国会答弁禁止という民主党の主張を逆手に取り、質問通告を簡単な要旨にとどめてきたが、河野氏は「こそくな足の引っ張り合いはやめるべきだ」と疑問を投げかけている。

 財団法人「道路保全技術センター」のずさんな調査を追及する目的で、河野氏は8日までに関係省庁に質問要旨を通告した。ところが同日夜、古川元久副内閣相から「自民党の質問通告は個条書きで、霞が関(の官僚)が想定問答を考えるのが大変だ。助けてほしい」と電話があり、河野氏は「要旨通告」が国会のルールでないことを知った。そこで急きょ議員会館で省庁担当者の「質問取り」に応じ、9日午前には自民党の大島理森幹事長に抗議した。

 河野氏は「質問を詳しく知らせないと、結局官僚答弁になる。早めに通告して政治主導でいい答えを引き出した方がよほどいい」と言う。河野氏の「造反」について、自民党は「質問者の判断だ」(幹部)として問題視はしない。【中田卓二】

【関連ニュース】
国交省:財団法人を5カ月指名停止 路面下空洞ずさん調査
河野太郎氏:青木氏出馬表明に「古い自民の代表」
道路空洞探査:国交省、財団法人を5カ月指名停止
選挙:参院選 青木氏出馬表明 河野氏「古い自民の代表」

<強盗強姦>女性6人暴行の被告に懲役18年 地裁小倉支部(毎日新聞)
<調停委員>外国籍理由に神戸家裁が選任拒否 弁護士会抗議(毎日新聞)
さっぽろ雪まつり 3会場で5日開幕(毎日新聞)
<腎移植>「誤診で摘出」提供者が岡山市提訴(毎日新聞)
【中医協】感染防止対策加算などを新設(医療介護CBニュース)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。